音楽の秘密 秘伝ノート Chromatic Mediants = Triad pairs = alt + Chords scale motion jazz for dummies

ブログ閲覧の方へ White note mode=調性とは音楽の基礎。このことを忘れて様々な理論は成り立ちません。そしてChords scale motionが最重要  ・Chromatic Mediants = altered = Triad pairs = Chords scale motion + modal interchange = Superimposition + melo minが重要  ・基礎的な音楽理論はAXIS System  音楽と宗教の歴史。・ブッダの最期のことば:涅槃経

夏 6コード始めましたw

夏なので、6コード始めましたw
いろいろと覚えるのが面倒なので、これをもう一度、考え直してみたいと思います。

しかし、これはかなりややこしいので、かなり玄人志向ですw
まとめるのに時間がかかります。逆に難しいので、シンプルに理解するには難しい課題でもありましたが、その困難を乗り切れば、何か道は開けるかも?

とにかく、これまでのリハモやらセカンダリドミナントやら、ディミニッシュコードやら全部使いまして、全部を6コードにしちゃいましょうと言うことなので、かなり厄介w 

基本的にバリーハリス氏の教えにある、6コードとDiminishでスケールを作ります。
バリー・ハリス・メソードによるニューヨークスタイル ジャズピアノ教本(1) 」

この本のすべては6コードで覚える内容です。
バリーハリス氏に言わせれば、基本的に6コードしかないと言います。

トニック
ⅠM7=Ⅴ6はRoot省略9th
6なら何でも使えます。
またM7はRoot抜きの6コードですが、Ⅲの解釈もある。


サブドミナントⅡm7=Ⅳm6
これは2つの意味も持ち、Ⅱでも良し、Ⅳでも良しなので、合理的です。

Ⅴ7=bⅥm6とありますので、代理です。

基本的に、Root抜きの6コード。
覚えることはこれだけですw

●ディミニッシュの変化

前回の続きで、ディミニッシュコードから6コードを作り出します。

ディミニッシュコードの変化について
ディミニッシュコードを移動させていくと次のことが分かります。
3つあるので仮にCFG(123)と付けます。

メジャースケールの動きは、CFGFGCFC(12323121)となります。


 基本的に簡単なのが、半音上げ下げすると、必ず隣通しくっつく全音の音ができますので、それが5度と6度です。なので、6度の隣がROOTになります。

ディミニッシュコードを1音だけ半音上げ下げするとm6コードになります。
ここで1音下げるとRootに戻る音でしたが、下げるとm6b5になりますので、無しです。

ディミニッシュコードのどの音でも良いので、1音半音上げるとm6コード。

m6はm、m7b5、7コードに使えます。

6コードの2音上げ下げには、少しルールが必要。

・ルートを意識して、ルートへの上がりパターンは使わない。
ルートへは下がる。
・ルートが入っている場合は、上げるのみしかし、隣り合わせのものだけ上げる。
ルート入りは上げる。

ディミニッシュコードの2音を半音上げ下げすると6コード。
ルールはRoot入りは2音半音上げ、Rootなしは2音Rootへ半音下げ。

しかし、上記は覚え辛いので、覚えるのは次のパターン。

1つ間に挿入するディミニッシュは元の6コードに戻せない。その挟み込みディミニッシュコードから上げパターンが2音上げ、下げパターンが2音下げ(Rootへ)。

元コードに戻せないディミニッシュコードは、実はサブドミナントになります。
逆に考えればサブドミナントのディミニッシュコードはトニックには戻せません。

これにも注意。

6はM、m7コードに使えます。

 これだけです。
実にシンプルです。


次にこの後の考え方は、モード的と言うか、全てディミニッシュコードとのスケール構成であること。
そしてそれによりディミニッシュコードも変わってきます。
基本的に隣上のディミニッシュコードです。

Dm=F6=Gdim
Dmで使うディミニッシュコードはGdim


●トニックとサブドミナント
とりあえず上記のルールだけ。

次に混乱しないようにこれらの6コードを使いこなす方法を考えます。
簡単なところから理解していきます。

ドミナントはディミニッシュコードが使える。
もちろん挟み込みのディミニッシュコードにあたります。
基準はやはりルートの隣、そしてⅤの半音上のディミッシュ。

そしてbⅥm6コードの代理を考えます。
m6化はディミニッシュコードの1音上げパターンです。(1音下げは無し)
対象になるディミニッシュコードはもちろん挟み込みのディミニッシュコードのみです。

■基本コードのみでTDT練習
6コードトニックと、挟み込みディミニッシュコードとのm6のドミナントのTDTを弾いてみると。それっぽくなってきます。


これまで全部6コード化して覚えるのは不可w
とりあえず、一つ一つ紐解いていこうと思います。(ただしメジャーのみw)

・Ⅴ/Ⅰ
Ddim|Abm6|Db7|G6
ディミニッシュコードを半音下げるとm6になり、半音上げるとドミナントモーションのセカンダリドミナントの7thコード。

ドミナントセカンダリドミナントとディミニッシュを使うのであれば、そこから一音上げればいいだけ。

・Ⅴ/Ⅱ+Ⅴ/Ⅳ
 Gdim|Bbm6|Eb7|F6
上記と同じ、ディミニッシュコードを半音下げるとm6になり、半音上げるとドミナントモーションのセカンダリドミナントの7thコード。

・Ⅴ/Ⅲ
 Adim|Cm6|F7|G6
上記と同じ、ディミニッシュコードを半音下げるとm6になり、半音上げるとドミナントモーションのセカンダリドミナントの7thコード。

・Ⅴ/Ⅴ
Adim|Ebm7|bAm6
※着地点がすでにセカンダリドミナント
上記と同じ、ディミニッシュコードを半音下げるとm6になり、半音上げるとドミナントモーションのセカンダリドミナントの7thコード。

以下省略

●まとめ

一つ上のディミニッシュコードを1音上げ下げする。
インバージョンは同系列のディミニッシュコードを使用。


・Root抜き6コード。


・m、m7b5、7=m6コードは、ディミニッシュコードのどの音でも良いので、1音半音上げるとm6コード。



・M、m7=6コードは1度上のディミニッシュコードから上げパターンが2音上げ、下げパターンが2音下げ(Rootへ)。


セカンダリドミナントを使うときは、1度上のディミニッシュコードの1音半音の上げるとm6コード、下げると7なる。上げて6の後は、通常の裏コードに戻るなどなどもディミニッシュコードに戻して5度上のRootに移動みたいな感じで良い感じに楽々w


結果
この考え方でならインバージョンの裏コードも、もうマスターですねw
もちろん隣のディミニッシュコードやインバージョンときの上げ下げはの基準は、目的のコードのルートを追うだけです。

基本的にメジャーであれ、マイナーであれ、隣のディミニッシュコードは変わらない。
隣の晩御飯と暗記w