音楽の秘密 秘伝ノート Chromatic Mediants = Triad pairs = alt + Chords scale motion jazz for dummies

ブログ閲覧の方へ White note mode=調性とは音楽の基礎。このことを忘れて様々な理論は成り立ちません。そしてChords scale motionが最重要  ・Chromatic Mediants = altered = Triad pairs = Chords scale motion + modal interchange = Superimposition + melo minが重要  ・基礎的な音楽理論はAXIS System  音楽と宗教の歴史。・ブッダの最期のことば:涅槃経

Notice53 気がつくまでバップやモーダルブルースは奏でられない。

昨日のブルースアドリブはバップ時代までの話です。
基本的にバップはブルースそのものでしたが、コルトレーンからガラッと変わりました。
どう変化して、どのようにすればあのような演奏が可能になるのか。
考えて見たいと思います。
 
まずバップはバップスケール=ブルースケールで演奏していました。
そのスタイルはブルースと何ら変わりありません。
複雑化して綺麗になっていったのはコードだけで、バップそのものはブルースそのものでした。
 
●バップとは
 
❗️ブルーススケール = バップスケール
 
なんか時代的には発想そのものが、実は逆転なんですw
ブルーススケールはスケールで捉えます。まるでそれはモードスケールのように。
そして1スケール、2スケールのブルーノートを巧みにクロマティック的に使いますが、スケールで弾くとなんと言うか、メリハリがなくなりますw
ダラダラした感じでマンネリ感を防ぐために、アクロバティックなジェットコースターのようにウネルように弾いたり、ダブルクロマやら、分散和音でいきなりジャンプしたりw
 
バップ代表のパーカーのConfirmationを全く練習せずにブルーススケール一発で適当にやって見ましたw
まあそれっぽくなりましたが、Bb一発で無理やり引っ張ったのでwあれですが、ちゃんとするならBb、Fと半音シフトアップするところのチェンジ箇所をちゃんと弾き分け、リズムを綺麗に練習を重ねれば多分かなり良い線まで行ける自信はつきましたが、まあバップはいいかなw
 
まあバップ=ブルースと書いたからには出来るかどうかの思いつきで一切の練習なしの一発取りでここまで出来ればまずまずだと思いますw


 
15分くらい意識して練習して見た。
前半はスーパーインポーション なし、後半にスーパーインポーション にチェンジ後。
この速さは疲れるがまあまあ、これずっとやっていればそこそこ行けると思うが絶対に飽きるねw

 
●モーダルブルースとは
 
❗️ブルーススケール = トライド + アッパーストラクチャー = ポリコード
 
コルトーレーンスタイルの決定的な違いはシステムテックになった感じです。
そしてブルーススケールをトライアドに分解して整理整頓して分類し、アウトをクロマティックでなく、アッパーストラクチャートライアドでシステムテックにした感じになりました。それはモードスケール的ではなく、コード単位なんですw
そしてコードが今度はスケール的になりましたw
 
ここで逆転した訳です。
 
 
●バップとモーダルの違いとは
 
バップ : メロディーライン = ブルーススケール + クロマテックアプローチ、コード = コードの細分化
 
モーダル : メロディーライン = ブルーススケールのトライアド化 + アッパーストラクチャーのポリコード分散、コード = スケールコード化
 
この違いを正しく理解していないと一生どちらも奏でられないことを意味していますw
 
私自身、バップはブルースであること自体は気がついていましたが、上記の内容であることに気がつかず、昔は全然できませんでした。
バップのコードの分散化ばかりに気を取られて、メロディーラインまで一つ一つのコードに囚われていました。
まあ大半の人たちはメロディーラインとコードラインを合わせて考え過ぎてしまい、旋律ラインとコードリハモの違いに気がつかない人が多いので、私のように教えてもらっていない人たちの大半は演奏すらできません。
 
大半の人が難しく考えすぎてしまう訳です。また変な教材商売に騙されたり、嘘に満ち溢れた世界でしたw
そりゃ240であの滅茶苦茶なコードを分散化して弾こうなんて120%無理に決まっている訳ですw
 

●モーダル感とはやはりアウトそのもの

インが大切と言ってもやっぱりインはブルースそのものですw
インだけ弾いてもモーダル感があまり感じられないのはまあ私が下手くそなのもあるのですがw、モーダル感を強烈に感じられるのは、いきなり突拍子もないところへアウトした時なので、モーダル感を出したかったらやっぱりアウトが重要になります。
これも書いたからにはやってみろと言うことでw超適当に、思いつきの一発取りで超ヘタクソですが、やって見ました。後コードがないと相当厳しいのは下手糞だからなんで、練習必須w


上記の内容は前半はインだけ弾き、アウトを入れて行きました。

❗️アウト感メインならアウトサイド中心の練習。
❗️トライアドペアのような無意識でアウト&イン含みのもの。

あえてインサイドのみの練習は不要。
インサイドはスケールだけ認識して戻っていけば良いだけかもしれない。
やはりインが重要なのはインでもコードによってアウト感が得られるので全部必要w

モーダル感の旨みとは、やはりアウトと言うことでw
今後の練習はこのイン&アウト感のものを全て取り入れて行くことになります。

そしてその大ヒントがこれまでの歴史に学ぶことができる訳です。
❗️ブルーススケール = バップスケール =  トライアドペア

 結局、ジャズはブルースな訳ですw
ブルーススケールと考えてシステム調にやりましょうw